Home >> ミューチュアルファンド
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ミューチュアルファンドは、アメリカの投資信託で、複数の投資家が資金を提供して共同で運営するオープンエンド型会社型投資信託のことを指します。ミューチュアルファンドは、ファンド会社がファンドごとに投資会社を設立し、投資家にその株式を販売すると同時に、買取請求があったらいつでも基準価格で買い戻すことを約束してくれます。
投資信託には、オープンエンド型のものとクローズドエンド型のものがあります。クローズドエンド型の投資信託は、販売した投資信託をファンド会社が買取せず、市場で売買されます。
オープンとクローズド、どちらがよいかは一概には言えませんが、一般的にはオープンエンド型の方が、安心感があると考えられているようです。クローズドエンドは、市場で売買されるので便利だという利点があります。もう一つ異なる点として、クローズドエンドはアメリカの証券会社を通して自由に売買できますが、ミューチュアルファンドは、買えたり買えなかったりすることがあります。これは、ミューチュアルファンドの海外販売が、アメリカの法律にとってはグレーゾーンで正式には認められていないものだかであるようです。
また、会社型投資信託と対になるのは、契約型投資信託です。日本とアメリカでは税制が異なるので、会社型投資信託は、投資会社の株式を売買するので一般の株式と同じ扱いになり、契約型投信は、金銭貸借契約とみなされ、債券と同じ扱いになります。
このように、ミューチュアルファンドの取引はとても複雑で、場合によっては、アメリカ最大手のフィデリティやヴァンガードのように、アメリカに居住していない人への販売を認めていないところもあります。ファーストトレードは、アメリカに居住していない人へも販売をしてくれています。ただし、ファーストトレードの取り扱いファンドであっても、アメリカ非居住者は購入できるものと出来ないものがあるので、とても複雑です。アメリカ非居住者が購入できるミューチュアルファンドかどうかは、特にリストなどが存在するわけではありませんので、個別にファンド会社に問い合わせをする必要があります。各社のホームページ上で確認することもできます。SSNが必要や、アメリカ国内の住所の入力が必要な場合は、購入できない可能性が高いようです。
その他にも、ミューチュアルファンドを購入するためには、販売手数料や信託報酬、解約手数料など、さまざまなルールがありますので、じっくりと検討してから購入することが必要です。
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