東京のパワースポット

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東京にパワースポットと呼ばれるポイントがたくさんあります。全国中に散らばるパワースポットですが、特に東京周辺でパワースポットと呼ばれている場所をいくつかご紹介したいと思います。
まず、東京都八王子市にある高尾山。今は行楽地として知られる高尾山も、昔は修験道の霊場であり、真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域でもある、東京のパワースポットのひとつです。明治の森高尾国定公園に指定されているため、樹木の伐採などが厳しく制限され、東京の中でも多くの緑を残す地帯で、パワースポットとしての力を感じることのできる地域といえるでしょう。ここでは、登山道が６つ整備されており、自分の体力に応じて選んで上ることもできるようになっています。その中でも、最も厳しい山道は、トレッカーのトレッキングコースとしても利用されています。途中には滝つぼで滝に打たれる修行を体験することもできるので、東京のパワースポットを肌で体感したいという人にはオススメできるかもしれませんね。

また、東京のパワースポットとして最大級のもので、かつ有名なのは皇居です。普段は多くの観光客やジョギングで汗を流す人などもいますが、皇居はかつては江戸城が建っていました。江戸城といえば、江戸時代のまつりごとの中心地。徳川家康が江戸に来た頃には、江戸は草の生えた平野が広がっているだけの荒野に近い状態だったともいいます。その中でも、１５世紀に太田道漢が風水師に風水を見させて場所を選んだとされる館の地点を江戸城の場所として選定したとか。まさに江戸の街づくりは風水によるパワースポットを中心として作られていったわけですね。今でも天皇皇后両陛下がお住まいになっている皇居周辺には多くの緑が残り、なんとなく清浄な風を感じられるスポットとして健在です。

また、神社やお寺などはほとんどがパワースポットであるといわれますが、東京の神社の中でも一番有名なパワースポットが明治神宮でしょう。大晦日から新年にかけては、多くの初詣客でにぎわうこの神社は、元々は明治天皇が崩御されたときに、それを祀るための神社の建立が企画されたことから作られた神社です。明治神宮は内苑と外苑に分かれていますが、その広大な土地には多くの緑が残り、風格は十分といえるでしょう。東京大空襲によってほとんどが焼失しましたが、その後、再建され今に至っています。
こういったパワースポットであなたも何か大きなパワーに包まれて活力を分けてもらってみてはどうでしょう。